こんにちは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。

今日は皆さんに当店で8月11日より受注開始をした日本初上陸の仕立て屋 Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロの紹介をしたいと思います。

Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロ(発音はカラッチョロに近いのですが、表記すると読みにくいとの意見がありましたので、カラッチオーロと表記しております)は、まだ比較的新しいサルトリアでありながら、これまで数々の一流ブランドの下請けとしてハイクオリティなスーツを作ってきた実力派です。

ここに名前を書くことはできませんが皆さんご存知の、今ナポリで最も注目されている有名一流サルトリア(しかもブランドではなくサルトリアなんです!)の既製服を請け負っていることもあり、知らずのうちにSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロのスーツを見たことのある人、着ている人も少なくありません。

なぜ名前を書けないかって? 私はこのふざけたトンデモブログのせいで常に危険な追っ手に狙われており、ついには愛車クアトロポルテの窓ガラスを防弾仕様に変えるにまで至っているのです。

それはさておき、この美しき服を作るサルトリアをより詳しくご紹介いたしましょう。

20年着られるクラシックな美しさ

残念ながらこのサルトリアが一挙にナポリ仕立て界のトップにおどり出て、一躍脚光をあびることはありません。しかし美しくクラシックな服を愛するウェルドレッサー達や、主張の強すぎるサルトリア、トレンドの波から距離を置きたい紳士達が、これから次々とこのサルトリアに辿り着くのです。

そう、Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロの最大の魅力はそのクラシックさにあります。

いかにも今のナポリ仕立てらしいアンコンストラクテッドな作りをベースにしながらも、世界を席巻するナポリ仕立てを強烈に打ち出したスタイルとは距離を置き、往年のナポリ仕立てを感じさせるようなスタイル。

軽快な着心地のショルダー周り、上品に波打つマニカ・カミーチャの袖付け。背中のラインに沿って自然なカーブを描くバックスタイル、ナポリらしい高めのゴージ、そして美しいビスポーク然としたラペルのロールと吸い付き。どの一点をとっても、均整のとれたクラシカルな美しさを感じます。

Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロが持つクラシックさは、20年後に着ていても全く違和感のないものです。

カラッチオーロならではの美しさとは?

特にこのSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロならではのクオリティを感じるのが、全体のバランス感です。

ジャケットはいくつもの線や点、平行や垂直、そしてカーブによって出来上がっている総合芸術です。

その美しさは単体のパーツの美しさだけではなく、それらの均衡がきっちりと取れていること、そしてバランスよく配されていることが非常に大切なのです。

その点において、Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロは非常に美しいバランス感を持っている。

フィレンツェではLiverano & Liverano リヴェラーノ&リヴェラーノがルネサンス彫刻のような美しいバランス感を持つサルトとして特出していますが、このSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロのバランス感はナポリ仕立てらしい雰囲気を醸しながらも中庸の美しさを持っており、本当に魅力的です。

「偉大なる普通」、という言葉が使われますが、「普通」を感じさせるには相当なバランスの良さが必要です。そしてSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロはその偉大なる普通を美しく実現している。しかしラペルやフロントカットのカーブがほんのわずかに丸みを帯びているため、全体的に柔らかい雰囲気となっています。

このカーブは……私が思うところでは、Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロのジャケットに少しだけクラシカルな可愛らしさを感じさせる要因です。まるでアンティークの家具、ルイ15世時代の猫足の家具のような優雅なカーブだと思いませんか。

私はSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロを正統派クラシックだと表現しましたが、クラシックさは決して没個性ではないのです。

またボタンホールやステッチワークといった手縫いを感じさせる部分は、非常に丁寧に仕上げられていて、熟練した職人技であることが一目でわかります。この職人技を表現するのであれば、「プロフェッショナル」という言葉が最も適切でしょう。ひと針ひと針から職人としての責任感や、プライドを感じられるような仕事です。

メジャーメイドでありながらビスポークと同じ工程で作られるこのSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロのジャケットやスーツは、ナポリ仕立てならではのハンドワークを存分に楽しむことができるでしょう。

Sartoria Caraccioloのメジャーメイド

プロフェソーレ・ランバルディ静岡では、Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロを日本で初めて展開します。メジャーメイドではありますが、あらゆる仕様を指定することができるので、それはさながらビスポークのようです。

しかし仕立てるときには、ぜひとも彼らに多くを任せてみてください。

そうすればSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロのジャケットはきっと、20年後もあなたのワードローブで変わらないエレガンスをたたえているはずです。

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