こんばんは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。
今日はブログのタイトルからして不穏な空気が流れていますが、なに心配は要りませんよ。きっと面白いでしょう。
え!洋服の話をしなさいって?
まあ、ちょっとお待ちなさってください。私は今自分のバッグの中身を紹介したくてたまらないのです…………。
なぜバッグの中身を紹介するのか
さて、こちらが私の仕事バッグの中身です。
愛用しているのは以前ご紹介したアウグストの、丸みを帯びたフォルムが特徴的な『コンドッティ』です。
もうお気づきのことでしょう、私は決してキャピキャピした女子Youtuberのようにバッグの中身を解説したいわけではなく、この素晴らしいブリーフケース(あえてこう呼びましょう)を紹介したいのです。
このバッグ、ランバルディ店主の証言によれば「あまりにもお洒落すぎて、まさか一般的なブリーフケースを超越するほどに便利だとは誰一人として思わなかった」ために、同じアウグストの『ナヴォナ』に比べてはるかに注文数が少なかったのです。
しかしこの『コンドッティ』はその可愛らしいシェイプからは想像もできないほど便利なのです。
そしてそれを皆様に実証するために思いついたのが、このバッグの中身紹介という実に俗っぽいブログなのです。
どうです!読んでみたい気持ちになったでしょう。
店主 仕事バッグの中身
さて、早速始めましょう。まずはこのMacBook。
私の持ち物にしては随分と新しく、まるで新型のような雰囲気を醸し出しておりますが本当のところどうなのかは分かりません。覚えていられないのです。
しかし一つ確実に言えるのは、これがMacBook Airではなく、MacBook Proの13インチであるということです。それなりの厚みと重さがありますが『コンドッティ』はもろともしません。
こちらは私がローマの革小物店で購入した、推定30年ほど前のヴァレクストラのお財布。駄菓子屋に置いてある鉛筆のように自然と時を重ね、いつの間にか貴重なデッドストックとなっていた財布です。
もう何年も使っていますし、もともと紙のように薄い財布ですが、長くもっていますね。
こちらは『コンドッティ』の大容量さを伝えるには全く役に立たないマセラティの鍵。(いや、それ以外の点でも一向に役に立った試しがありませんが、それについてはブログに書ききれないためコンタクトフォームからお問い合わせ頂きますよう)
ちなみにキーホルダーは19歳の時に最初のマセラティを買って、嬉しさのあまりイタリアから取り寄せたもの。1956年のモナコグランプリでの優勝を祝うエンブレムですが、今思うと激シブな選択ですな。
さて、アウグスト『コンドッティ』で最も驚くべきなのはノートパソコンと共にヘッドフォンが入ること。これは『コンドッティ』のマチの広さが成せる技です。
ブリーフケースでマチが広いと重く、大きくてかさばりますが、このバッグは上面に向かって薄くなっていくので実にスマートですね。
ちなみにこのヘッドフォンはイタリアの手工オーディオメーカー Sonus Faberが監修したPRYMA プライマというもの。Sonus Faberのオーディオは書斎で使用していますが、実に素晴らしいサウンド。
このプライマは比較的おとなしい音質ですが、デザインと本革の質感がよく気に入っています。ケーブルが取り外せるので、バッグに入れてもプラグ部分が傷みにくいのも良いですな。
最後にノート1冊、単行本が一冊、そして文庫本が一冊です。
普通のブリーフケースならば、さすがにノート一冊が限界でしょう。スターバックスでどんなに暇な時間を持て余したとしても、白紙に向かって全精神を統一することしかできなかったはずです。
しかし『コンドッティ』を持って出かけたあなたなら、カラマーゾフの兄弟下巻でアリョーシャと子供達の永遠の誓いに涙するだけでなく、素晴らしい日本人デザイナー奥山清行氏の哲学を学ぶこともできるのです!
これはコーヒーを飲みながら、同時にニューヨークチーズケーキを食べるような幸せに違いありません。
さて、まるきりテレビショッピングじみておりますが、ここでもう一度最初の写真を。
このテーブルの上にあるものが全て、このスマートなブリーフケースに無理なく入り、必要なら飲みかけのグラッパの小瓶も入ります。なおグラッパの小瓶を持ち歩く必要がないという一風変わった生活習慣の人は、MacBookの充電器でも入れておくと良いでしょう。
底面が平らなのでどんなに荷物を入れても自立します。
しかし先ほども書いたように上面に行くにつれて細くなっていくので、分厚いブリーフケースのように野暮ったくならず、それでいてA4ノートやMacBookのような大きいものもしっかり入るのです。
裏地はリアルスエードで大変上質な手触りですし、中に入れるものを傷つけません。
いかがでしょう?
こうして色々なものを入れてみると、『コンドッティ』がある意味普通のブリーフケース以上にブリーフケースであるということがわかるでしょう。
そして何より、このシンプルで美しいデザインです。
まるでアタッシェのように安定したシルエット、レザーバッグのエレガントさ。そして完璧なブリーフケースの収容力。アウグストの『コンドッティ』は全てを兼ね備えたバッグです。
前回アウグストのキャンペーンで『ナヴォナ』をご注文いただいたお客様も、ぜひご検討くださいませ。
もちろん、近日中にアウグストの数量限定受注キャンペーンをまた開催する予定です。だってもう皆様『コンドッティ』が欲しくてたまらないでしょうから………。