5着限定 EUROTEX 『レコードライン・ホップサック』 MTM 受注キャンペーン

人生は選択肢の連続で成り立っている。だが、どれほど才能溢れる人でも常に最善の選択をすることは難しい。

例えばレースだ。スターリング・モスもファン・マヌエル・ファンジオも、あるいはミハエル・シューマッハもモータースポーツの歴史を語るならば欠かすことのない天才たちだ。

しかし彼らがサーキット上で常に最善の選択肢をとれたかと言えばそうとは限らない。なぜならばレースにおいて最善の選択肢を取り続けることは、グランプリに輝くことに他ならない。ということは常にトップを独走し、グランプリに輝き続けた人物など存在しない。

だがもっとマクロな話をすれば、レースには最善の走行ラインというものが存在する。このラインを走れば最速タイムでサーキットを駆け抜けることができる、レコードライン(The Fastest Line)と呼ばれるものだ。

今回紹介するEUROTEX ユーロテックスのホップサックは、洋服におけるレコードラインである。

どの色を選んでも良い。どんなサルトリアの仕立ても似合う。このバンチから選ぶ限りは、最も美しいホップサック・ジャケットを仕立てることができる、とそういう話である。

Record Line Hopsack

そもそもおしゃれなアパレル業界の仕事は、人々をアジテイト(扇動)し迷わせることだ。

今年はこんなものが良い。来年はこのような服がおしゃれだ。何色はイタリア的で、何色はイタリア的ではない……等々。

私はしがない洋服屋だ。このような扇動はしない。

答えは仕立てる人自身にある。その人にはその人にぴったりなスタイルがあり、そこに辿り着くまでには相応の苦労がある。その前提の理解したうえで、その人をできるだけ早くゴールに辿り着く手伝いをするのが洋服屋の仕事である……..が、私のような怠慢な洋服屋はその役割をEUROTEXに一任しがちである。

ホップサックだ。このEUROTEXのホップサックから選んで仕立てれば、自分にとって理想的なLa giacca per tutti giorni(毎日のジャケット)探しが、一気にゴールに辿り着くだろう。

さて、ついにホップサックの話である。

ホップサックは洋服好きならば誰もが知ってるし、ほとんどの生地メーカーがラインナップしている。しかしユーロテックスのホップサックは特別だ。なぜならこれは、イタリア人の鮮やかな色彩感覚でデザインされ、懐かしくなるようなイギリスの織元が作る生地だからだ。

質感は目が詰まってコシがあり、いかにも英国的な強さを備えているにも関わらず、どことなく質感が艶やかで軽快なエレガントさを感じさせる。260g/mという絶妙な目付けもどちらかというとイタリア的で、言うまでもなく日本の気候に適している。

そして色合いはどれも抜群に美しい。ブルーだけで何種類ランナップされているのだろう?いにしえのヨーロッパ車の色見本を見ているようである。

生地による織り目の違いも面白い。ざっくりとした編み目はウーステッド・ウールというドレッシーな素材を、一気に身近で親しみやすい存在にしてくれる。

メランジの生地はナポリの生地メーカーがグラッパで酔いながら織る生地のように美しい。この色味と生地感に英国製のコシの強さの組み合わせは奇跡だ。なぜならイタリア製のホップサックは少年の頃の思い出のように美しい色味だが、紙のように脆いことが多いからである。

美しいのはブルーだけではない。

ベージュ、ブラウン、カーキ、グリーン、褪せたオレンジのグラデーションを見ているとそのジャケットを着て歩く街並みまで目の裏に浮かんでくる。鮮烈な赤や、目を見張るような水色も良い。洋服選びはこれほどにも楽しかったのか!と忘れていた感覚を思い出させてくれる。

ジャケットに「この色でなければならない」なんていう決まりがあるだろうか?勿論ビジネスで着るのであればネイビーやグレーが好ましいが、もしカジュアルで着るのであれば精一杯カラーコーディネートで楽しむのもありだ。

何しろ沢山の色がある。どの色も非常にエレガントで、素敵で、趣がある。そしてEUROTEXのクオリティという一本の芯が通っているおかげで浮ついた感じにならず、まるで名門メーカーの作った色鮮やかなスポーツカーのような凜とした美しさがある。

5着限定 EUROTEX 『レコードライン・ホップサック』 MTM 受注キャンペーン

さて、そういうわけで今回は私が勝手にレコードライン・ホップサックと名付けたこの素晴らしいEUROTEXの生地コレクションから、先着5名限定のキャンペーンである。

勿論ご予約いただいて店頭や東京出張でバンチをご覧頂くのも構わないし、メールでお問い合わせいただければ写真を送ることも可能だ。

Sartoria Caracciolo ジャケットMTM 294,800円 → 特別価格 240,000円(税込)

Nicola Giordano ジャケットMTM 仮縫い付き 339,020円 → 特別価格 268,000円(税込)

Sartoria Piccirillo ジャケットMTM 仮縫い&中縫い付き 383,900円 → 特別価格 328,000円(税込) 

※先着順のため、締切の場合ご容赦ください。
※ご来店予約が完了し次第、受注枠の確保となります。

お問い合わせはコンタクトフォームから。

それではご機嫌よう!