Sartoria Ciardi エンツォ・チャルディによる仮縫い&トランクショー

Enzo Ciardi 仮縫いを行う。

こんばんは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。

少し遅くなりましたが、先日10/4日に行われたサルトリア・チャルディの仮縫い会&トランクショーのご報告をさせていただきます。

この日はエンツォが特別に静岡に来てくれて、Sartoria Ciardi サルトリア・チャルディのトランクショーをやることになったのですが、決まったのが開催の2週間前ということもあり、どちらかといえば既にオーダーして頂いていたお客様の仮縫いをメインとしました。

しかも私は勘違いをしており、エンツォは東京でトランクショーをしていたかと思い込んでいたら、他では行なっていなかったとのこと。

今回は1日限りのイベントですので定員を4人とし、仮縫いのお客様にてすぐに満員となりました。

ニコラ・ラダーノによるSpacca Neapolis Ties スパッカ・ネアポリスのトランクショーの際もそうでしたが、プロフェソーレ・ランバルディ静岡のトランクショーは基本的にお客様一人が最低1時間、できれば2時間以上ゆっくりと座ってお話を楽しんでいただけるようにしています。

エンツォ・チャルディ「Samba-Makiは、寿司とブラジル料理のフュージョンで…」

今回のSartoria Ciardi サルトリア・チャルディのトランクショーでは、お客様の質問をエンツォに聞いたり、一緒に生地を選んだりと、非常にゆったりとした時間になりました。

なぜか流暢なポルトガル語を話されるお客様と3ヶ国語が入り乱れるトーク会になった(イタリア人はポルトガル語を半分以上理解できるようです)のは、興味深かったですね。

もちろん仮縫いのときにはエンツォも本気です。

ゆったりとして穏やかな雰囲気のエンツォですが、フィッティングになると目が変わります。

素早く全体をチェックしていき、必要なところに直接チョークで目印をつけながら、テキパキと仮縫いをこなしていきます。

ちなみに今回のお客様の採寸を行ったのは、Nicola Radano ニコラ・ラダーノ。その採寸はエンツォが「ニコラ、ブラーヴォ!」と唸るほどのものでした。

この日のエンツォの着こなしは、こちら。

食べるのが好きなエンツォは体格が良いですが、それにしてもやはり着ているものが美しい。

Holland & Sherry ホーランド&シェリーのトラベルスーツ向きとして知られるCrispair クリスペアの生地を使ったジャケットに、シャンブレーのベルトレス・トラウザーズ。

シンプルでありながら何ともエレガントな着こなしですね。

これこそ、サルトリア・チャルディのショルダーという優雅さ。この後ろ姿はサルトリア・チャルディにしかないクラス感を携えています。ちなみに軽めの生地で仕立てるジャケットでは、やや雨降らしのいせ込みを多めにすることがありますね。

Sartoria Ciardi サルトリア・チャルディ、プロフェソーレ・ランバルディ静岡での次回のトランクショーは今のところ来年4月の予定。

今度は3〜5日間のトランクショーが出来ればと考えておりますので、皆さんにもお越し頂ければ幸いです。

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