【残り1着】秘密のSuper 180’s 再び

こんにちは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。

ちょうど一年前の今頃、私がある偉大なうっかりから素晴らしいSuper 180’sのジャケット生地を放出したのを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。

(こんな時間からブログを書いているのは)Super 180’sウールで枕カバーを作ったら寝起きがよくなったからです。

という素晴らしい書き出しから始まったあのブログですよ、親愛なる皆さん。あれから何件か「枕カバーの仕立て工賃を教えてください」というお問い合わせが続きましたが、どうやら寝起きに悩まれている方が多いようですな。

そういうわけで朗報をお伝えしましょう。「秘密のSuper 180’s」再入荷です。

秘密のSuper 180’s 390g/m

このSuper 180’sウール。

ジャケット生地といえばエスコリアル、ゴールデンベールといった様々な最高級素材のものがあるのは承知しております。

しかし個人的にはその中でも、この生地の存在感は特別だと感じています。

極上のSuper 180’s ウール素材を、390g/mという素晴らしい目付けで織り上げたもの。非常に緻密に糸を打ち込んでいるので、デリケートな素材であるにも関わらずむしろコシの強ささえ感じます。

そして贅沢でエレガントな光沢。加工で光らせているのではなく、素材の良さがにじみ出るような光沢は、本当に上質な生地にしかないものです。

一番近いのはウーステッドカシミアのビンテージ生地でしょうか。しかしこの生地はそれよりも芯があります。

ウーステッドカシミアでジャケットを仕立てると、たっぷりと包み込むような優雅なシルエットになります。

それに対しこのSuper 180’sはあくまでウーステッド的なシャープなシルエットを描き、しかもカシミアのような滑らかさと光沢を放つことでしょう。

と、生地については酒に酔って饒舌な私が紹介しているので引用しておきましょう。

それよりも今回は、この特別な生地が一体どのようなジャケットに仕上がったのかを、改めてご紹介しましょう。

どうです、大した予言者ではありませんか!

ニコラ・ジョルダーノで仕立てたSuper 180’sは、まさに重厚なウーステッドのようにシャープなラインを描き、それでいながら手触りや光沢感はまるきり極上のカシミアのよう。

この生地はシンプルなチャコールのグレンチェックは極めてエレガントで、どのようなシチュエーションでも着こなすことが可能です。

美しく柔らかな生地は五万と存在します。しかしその中で、往年のウーステッドウールのような腰の強さを持つ生地はごくわずかです。私はこの恵まれた仕事のおかげでそういう生地をいくつも見てきましたが、その殆どが「際どい色柄」か、「非常に高額」だったことを白状しなければなりません。

つまりこれほどのクオリティで、しかも素晴らしい色柄を選べることは奇跡としか言いようかないのです。

3着限定 Super 180’s キャンペーン

というわけで今回はイタリア出張後に入手できた3着分のみですが、サルトリアを自由に選んでオーダーできるキャンペーンです。

またこの生地は多少柔らかいものの十分スーツとしても仕立てられる、ということで今回はスーツでのオーダーも可能。なんとも素晴らしいチャンスではありませんか。

1. Blu Profondo(残り1着)

2. Grigio Pied de Poule(売り切れ)

3. Grigio Principe di Galles(売り切れ)

サルトリア・カラッチオーロ、ニコラ・ジョルダーノは+20,000円にて仮縫い可能。サルトリア・ピッチリーロは仮縫い無料。サルトリア・チャルディはトランクショー仮縫代込み。

ご注文はコンタクトフォームより。それでは、ごきげんよう。