こんばんは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡のランバルディです。

またしてもNicola Radano ニコラ・ラダーノとの怪しい日本語が飛び交うチャットの中で、素晴らしいビンテージのカシミア生地の話題が出たために、私はこの生地を執筆しています。

Don’t tell anyone about this shop… (この生地屋は、誰にも教えてはいけないよ) No worries, I can never find this smallest shop again. (なに、ご心配なく。こんな小さい店、二度と見つけられないから)

先日、私がSartoria Ciardi サルトリア・チャルディのスーツを仕立てた際に、ニコラに譲ってもらったビンテージのカシミアで仕立てたことは、既にお伝えしましたね。

実はニコラはクレイジーな生地収集癖を持っており、ただのビンテージではなく、「最上級のビンテージ」ばかりを集めているのです。

ポルティチの自宅には生地だけを寝かせる部屋が一室あるほどです。

そして彼の集める生地は本当に最高級のビンテージだけです。

例えば彼はビンテージだからといって、30年前ならどこにでも落ちていたような生地は絶対に買いません。それは古いだけであり、なんの価値もないからです。

彼が買うのはその時代に素晴らしいとされていたもの。極上のカシミアやシルク混、モヘヤ、そして最高品質のウールなどです。

そしてそんな彼に譲ってもらったカシミアで仕立てたSartoria Ciardi サルトリア・チャルディのスーツは、間違いなくマスターピースになりました。

これがそのファブリックの写真です。1980年代のカシミア生地で、特にブランドの記載もないものです。

そして今回、またニコラが手持ちに素晴らしいカシミアがあるから、コートを作りなよ、と私に連絡してきたわけです。

それが、このピュアカシミア。

このカシミアは1986年に織られたもの。約30年前の生地で、あるナポリ近郊の生地店がその時代に購入した、正真正銘のビンテージです。

やや毛足の長めのカシミアですが、美しい光沢感としっとりとした手触り、そして何よりもビンテージならではのコシの強さを兼ね備えた生地なのです。重さはちょうどよい約450g/mです。

なんて、ニコラがそう言っているだけなのですが、実際彼の言うことに間違いはありません。

そして今回は私がすでに十分なだけのコートを持っていることから、

「FUYAが作らないなら、プロフェソーレ・ランバルディ静岡でこの生地の注文を受けても良いよ」

ということになったのです。

そういうわけで、世界中で唯一当店でこの希少な生地のオーダーを受注することになりました。

もちろんグレーとネイビーで各1着ずつしかありませんので、先に決めて頂いた方に。

仕立てはSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロもしくはSartoria Ciardi サルトリア・チャルディにて承ります。

生地の価格は、ビンテージカシミアとは思えないお得な値段です。お問い合わせください……なんてのは当店らしくありませんね。メートルあたり€320、だいたい43,000円です。

ホーランド&シェリーのピュアカシミアが大体メートル80,000円ですから、なかなかお買い得ではないでしょうか。

何よりも、ニコラのプライベートストックで仕立てるコート。この上ない楽しみだと思います。

是非お問い合わせくださいね。

 

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