真夏に比べれば随分と暑さが和らいできたが、なかなかこの季節は終わらない。 ふと夕方とか、夜更けとか一瞬の時間に涼しげな風が吹いて、この終わりのない夏の向こう側で秋がすっかり待ちぼうけをくらっていることを仄めかすばかりだ。Read more

Vintage Mohair Collection 終わりのない夏のモヘア

Bespoke & Experiences in Honor of His Elegance
真夏に比べれば随分と暑さが和らいできたが、なかなかこの季節は終わらない。 ふと夕方とか、夜更けとか一瞬の時間に涼しげな風が吹いて、この終わりのない夏の向こう側で秋がすっかり待ちぼうけをくらっていることを仄めかすばかりだ。Read more
こんにちは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。 今日は本日22時より開催する、2023AWオーダーキャンペーンのご案内です。 今年も沢山の生地をご紹介して参りましたが、中にはご予約後の生地変更等でまだ売り切れにRead more
ラグジュアリーなものだけが全てではない、というのはどの世界でも共通している。 例えば楽器にしても金額が高ければよく鳴るかと言えばそうとは限らないし、車にしても値段とその車のフィーリングや官能性は必ずしも比例しない。 しかRead more
前回はブラウンという色にフォーカスをしてキャンペーンを開催したが、今回は全く別の切り口でいこう。 “The Legendary” Cashmere Suiting & CashSilk JRead more
ジャケット生地を巡る冒険はいつもエンドレスだ。例えばスーツならばチャコールグレーやネイビーのウーステッドで完結するところも、ジャケットとなればそうはいかない。 どんな色か?という点に加えて、生地感、光沢感、重量感、いくつRead more
人生とは面白いもので、絶対に出会うことはないだろうと思う物に出会ったりする。あるいは二度と出会わないであろうと思っていたものに再会したりする。 だがそういう出会いというのは実に意外なタイミングで、思いがけない場所でやってRead more
※6月27日 追記 チャンスというものは実に興味深い。なぜならこの再び訪れた千載一遇の生地に、またもう一つの可能性が現れたからである。というのは、私が以前荷物置き場として借りていたニコラ・ジョルダーノのサルRead more
物事の始まりというものがドラマチックで高揚感に満ちているのに比べると、物事の終わりは往々にして平凡だ。 まるですっと糸が切れるように静かに訪れ、そして最初からそこに何もなかったかのように居座る。これが現実のエンドロールでRead more
予想に反して、というべきか想像通りか、先日のキャンペーンのビンテージ・シルクリネンに関してはすぐに問い合わせを頂いて、一瞬にして売り切れとなってしまった。 ありがたい限りだが、困ったのは今年2回目のナポリ出張中の店主であRead more
1951年、日本では終戦後サンフランシスコ講和条約が結ばれた。 その頃のイタリアにはひと足先に戦後の「復興」の光が差し込んでいた。ひと足早く終戦を迎えたイタリアは、46年には歴史的なサイクル・レースであるジロ・デ・イタリRead more