青×白のジャケットスタイルはトーンで着こなす – Fabio Sodano & Cesare Attolini

こんにちは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。

今日は皆さんに先日のFabio Sodano ファビオ・ソダーノのジャケットを使用した、他の着こなしを紹介したいと思います。

ネイビーと白のコントラストを楽しむコーディネートです。

まずは着ているジャケットですが、こちらはお馴染みFabio Sodano ファビオ・ソダーノのキッドモヘア生地を使用したジャケット。

こればかり着ていて「ジャケットこれしか持ってないんじゃないの?」と思いましたね?思いましたでしょう。

今度ナポリに行ったらファビオにブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(注:イタリア三大銘酒と言われるワイン)をしこたま飲ませて、気分が良くなったところで一着作ってもらいます。ほっほっほ。

さて、このジャケットはなんとも言えないトーンのブルーを生かすには、やや濃いめのネイビーを合わせるのが一番です。

やや明るい色のジャケットを着る時のコツは、同系色のそれよりも暗いトーンのアイテムを合わせることですね。

合わせているアイテムはそれぞれ、Cesare Attolini チェザレ・アットリーニのシャツとトラウザーズ。

それにPaolo Albizzati パオロ・アルビッツァティよりセッテピエゲのネクタイです。

ポケットチーフはFiore di Tasca フィオーレ・ディ・タスカの白リネンチーフ。

トラウザーズはコットン・リネン生地を使用した、カジュアルなもの。裾幅は19cmで、個人的には好みな細さです。ただ少し気分が変わってきたので、次は20cmの裾幅で白のトラウザーズを仕立てようと思っています。

こちらはベルトループ付きのトラウザーズですが、ベルトはやはりしないことの方が多いですね。

また、今回の着こなしの中でも際立つロンドンストライプのシャツは、Cesare Attolini チェザレ・アットリーニより、リネン100%の生地を使用したもの。

肩周りのフィット感が大変よく、袖付けも美しい。バランスの良いサイズの襟が気持ちよく、数あるシャツの中でついつい毎回手に取ってしまいます。

ナポリを代表する既製服ブランドであるCesare Attolini チェザレ・アットリーニの意気込みを感じますね。

もともとCesare Attolini チェザレ・アットリーニは重衣料のブランドなのでシャツは作っていなかったといいます。最初の頃はアンナ・マトッツォが作っていたとのことで、今ではむしろ希少ですね。

その後はVincenzo di Ruggiero ヴィンツェンツォ・ディ・ルッジエーロなどが作っていて、今は自社工場が作っていると聞いています。

また、今回は珍しいブランドのネクタイをしています。Paolo Albizzati パオロ・アルビッツァティは有名メゾンのOEMを手がけていたブランドで、最近はセッテピエゲのネクタイで人気です。

個人的な好みよりは細幅ですが、セッテピエゲでボリューム感があり、肉厚なシルクの感じが気持ち良いので気に入っています。

ペイズリー柄は、ストライプとの相性が非常に良いですね。

今回の靴はシルヴァノ・ラッタンジのホールカット。明るめのブルーなどを着るときには、少し濃いめのブラウンを合わせてあげると全体がよくまとまります。

BTW why the races loosened this much……!?

黒の靴も良いのですが、実は黒の靴は殆ど所持していないため、必然的にブラウンになってしまったのです。

とはいえネイビーやブルーを中心に着こなすときは、靴の色は好きに決めるのが一番だと思います。

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