今回はジャンニ・ピッチリーロと話し合って特別なシーンでも使える上品さと美しさを持つ「クラシック・ジャケット」を作ってもらいました。

Sartoria Piccirillo ジャンニ・ピッチリーロの仕立てるクラシックジャケット
Bespoke & Experiences in Honor of His Elegance

今回はジャンニ・ピッチリーロと話し合って特別なシーンでも使える上品さと美しさを持つ「クラシック・ジャケット」を作ってもらいました。

ナポリの服の中でもシャツは特にショップやバイヤーの別注を受けて、様々な味付けがされているものです。では本来の姿は?という部分に注目してみましょう。

もし新しいサルトリアや店で服を頼むのなら、頭の中であまり「こういうギャザー!」とイメージを作ってしまわず、「カジュアルで着るから、袖付けはマニカ・マッピーナで」とざっくりとオーダーしてみましょう。

これは装い方というよりも作り手の物語であり、職人と顧客だけでなく、職人と街、顧客と場所、土地柄と感性など様々なものが複雑に交錯して出来上がった一つの「継続する遺産」なのです。

ナポリのスーツは完璧ではない、とよく言われます。しかし完璧でないにも関わらず、それは完璧なものよりも美しく感じられる。その秘密について、今回は探求していくのです。

こんにちは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。 今日は皆さんにSartoria Ciardi サルトリア・チャルディのトランクショーのご案内です。 とはいえまだ日程は確定しておらず、10月中旬頃の予定とざっくりRead more

今回はSartoria Ciardi サルトリア・チャルディのアトリエで見つけたグリーンのアイリッシュリネンで、夏物のジャケットを仕立ててもらいました。
このジャケットは実にSartoria Ciardi サルトリア・チャルディらしい一着でありながら、同時に私の好みを強く反映したものでもあります。

確かに夏の日本ではあまりにも湿度が高く、暑いためにどんな生地であってもジャケットを着ること自体が不可能であるようにも思えます。

いつこのジャケットを着てそこを訪れても、ジャンニ・ピッチリーロは服を仕立てている。そんな安心感こそが、ジャンニの作るジャケットに私が妙な愛着を持ってしまう理由かもしれません。

ナポリでも特に貴族的で優雅な街、栄華を誇った時代の名残を持つメルジェリーナ地区にアトリエを構えるサルトリア・ボルボニカ。
現代にあってもなお世界を魅了するナポリ、その文化の原点とも言えるブルボン王朝時代の情景を、1960年代のビンテージスタイルを通して表現するサルトリアとして、4人の熟練したサルト達を中心にエレガントかつハイエンドな服を作り上げています。